本日、約4年ぶりとなる大雪警報が発令された東京都心ですが、もちろん新宿区内でも多くの雪が降っており、一部は歩行もままならないほど雪が積もっていました。
午前中から降り出した雪は、お昼頃こそさほど気にならなかったものの、夕方ごろから急激に降雪量が増えました。大雪警報というだけあって、中央公園からでも都庁の姿が確認できず、上空を見た際の視界不良は相当なものでした。都庁や新宿三井ビルなどでは、一部スペースが安全上の問題からか通行禁止状態になっており、場合によっては多少遠回りをして駅などに行く必要がありました。
JRの新宿駅ではほぼ常に運行状態に関するアナウンスが行われていたものの、多くの路線で遅延が発生しており、心なしか新宿駅構内で「待機」している人の姿も多いように思えました。新南口では恒例となっている各局の中継が準備されており、撮影場所を確認しに行ったときには日本テレビとフジテレビ以外の全キー局が撮影のスタンバイ、もしくは中継を行っていました。
商業施設の対応はお店によって数パターンに分かれており、新宿駅周辺で最も目立っていたのは早めの閉店でした。京王モールでは半数近いお店が19時から20時の段階で閉店していた他、紀伊國屋新宿本店といった単体の店舗、ルミネエスト全館のような複合施設でも通常より早い店じまいが行われていました。一方で、小滝橋通り沿いのあるお店では従業員と思しき方が小さな雪だるまを作って季節感を出しているなど、雪を逆手に取った(?)宣伝を行っていました。なお、LINEなどの通常の企業では早めの帰宅を促したりしていたそうです。
現在の天気予報では深夜2時頃に雪がやむ予想が立てられていますが、今後数日は都心で氷点下を記録する可能性もあるとのことなので、しばらくは足元に注意しながら一帯を歩行する必要があるかもしれません。