建物が解体されるというお話を今から10カ月ほど前にお伝えし、昨年末頃までは次々に入居しているテナントが去っていたスバルビルですが、現在のところ解体されないという「選択肢」も用意されているようです。
これは、あるTwitterユーザーが新宿の目の写真とともに「スバルビルの解体と一緒に新宿の目が無くなる」という旨のツイートを行ったことがが発端となって明らかになったもので、小田急電鉄側は新宿の目がなくなるというツイート自体を否定しています。この情報をもっとも早く伝えたのはITmedia系列のねとらぼでしたが、後追い情報として朝日新聞系のwithnewsが記事化しており、その際にスバルビルの解体などについても聞いたようです。
記事によると、1年近くが経過しても未だ続報がない状態の再開発計画こそ継続しているものの、取り壊すかについては話がまとまっていないと記載されています。実際それを裏付けるかのように、一時沈静化していたマクドナルドの求人広告が再び「活発化」し、マクドナルドが元々用意しているポスターなどの他に、お店の魅力などを手書きで紹介したボードなどが展示されたこともありました。
館内で営業している飲食店がスンガリーだけになってから1カ月ほど経過した際、ビルの関係者と思しき方にお話を伺ったときも「さぁ、いつになるか私にはちょっとねぇ」というお返事を頂いていたのですが、もしかしたら東京五輪の年である1964年に完成した同ビルの寿命は、もう少しだけ伸びるのかもしれません。
・Twitterで「新宿の目」撤去のウワサ広まる 所有する小田急「そういった話はない」 – ねとらぼ
・「新宿の目」なくなるの? ツイッターで拡散、所有する小田急は否定 – withnews(ウィズニュース)