平成に入ってから最悪の被害になったといわれる台風12号の被害から1カ月経たずに日本へ上陸した台風15号ですが、その被害は西新宿・新宿一帯でも各地にみられ、けが人こそ出ていないものの「後始末」が大変な状況になっていました。
新宿中央公園では、木がいくつか倒壊したり、非常に多くの枝が地面に散乱していたようで、新宿区が「立ち入り禁止区域」を新たに設けるなどして周辺の清掃などに追われていました。また、南側にある子供用の遊び場の周辺でも、木の手入れなどをする車などが数台止まっており、枝や葉っぱの清掃を行っていました。
木が倒れてバスに当たるという被害が発生したラ・トゥール新宿周辺では、植木にも被害が出ており、突風によって風の方向に植物が傾いてしまっていました。
木が倒れた「現場」からは、既に木は無くなっており、切り株とコーンだけが残されていました。
伐採が行われる予定だったカラオケ館の前に立っていた木も倒れてしまったそうで、処理の際に残ったと思われる枝や葉っぱなどが木があった場所に積まれていました。
都議会議事堂前でも花壇を中心にいくつか被害が出ていたようで、台風の影響で壊れたと思われる傘が3本転がっていました。ちなみに、台風が上陸した際は傘をさして歩いている人の方が少数になっており、傘が折れる事を考慮して外出していた人もいたようです。
新宿NSビルの花壇でも台風によるものと思われる被害が発生しており、写真のように植えられていた花が根こそぎ倒されていました。
・台風15号が上陸した時の新宿の様子