小田急百貨店の「ニュークイック」が高濃度のセシウムを検出した牛肉を販売(朝日新聞より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

未だに終わりが見えない状況が続いている福島第一原子力発電所の事故などを受け、「商品に出荷規制の命令が出て一部の商品が販売されなくなる」などの現象が様々なお店で発生していますが、小田急ハルクの「デパ地下」で営業を行っているニュークイックという精肉店では、規制対象になっていた肉が販売されていたことがわかり、小田急百貨店が謝罪文を公式サイトに掲載していました。

今回販売されたのは福島県の浅川町から出荷された「国産牛ローストビーフ」の約48kgで、7月15日までにおよそ46kgをすでに販売してしまったそうです。また、新宿店だけではなく、小田急百貨店の町田店、藤沢店でも同様に規制の対象となっていたはずの牛肉を販売してしまったそうです。ちなみに、今のところニュークイックの公式サイトにはお詫び文などは掲載されていないようでした。

これらの事故(?)を受けて返金・返品に応じるとのことで、お詫び文のPDFには電話番号と対応可能な時間が記載されていました。また、小田急百貨店全体では、安全が確認されるまで福島県産の牛肉を販売することを見合わせるそうです。



・お詫びとお知らせ(PDF)
東京・神奈川で販売 小田急百貨店、福島・浅川産の牛肉

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