今日も新宿区で震度4の地震を観測するなど、関東・東北が落ち着かず、被災地では未だに復興の足がかりすらつかめていない状況が続いている東日本大震災ですが、新宿でも震災前の風景とは違う部分が、まだいくつか残っていました。
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震災時には気づかなかったのですが、成子天神社の入り口付近にある石で造られた飾り物の上部が地面に置かれていました。正面から見て左側の石造のものは乗っかったままになっていることから、震災の影響で落ちたものなのかもしれません。周辺には立入禁止のロープが張られています。ちなみに、新宿中央公園内の富士見台でも、現在頂上へ上ることが出来なくなっており、神社と同じく立入禁止のテープが巻かれております。
新宿は結果的に一度も計画停電の対象にならなかったのですが、計画停電の終了が行われた後も、未だにコンビニエンスストア各店舗をはじめ、商業施設の多くで節電が行われております。また、震災の影響で一部の自動販売機では節電・欠品状態なども続いているようです。ちなみに、東宝学園では震災前後に改装工事(?)を行っており、その影響で緊急災害用の自販機が撤去されていましたが、震災後に再び設置が行われております。
そして欠品で深刻なお店は閉店の措置まで取っている所もあります。西新宿1丁目にあるすしの関では、仕入れが困難になった事が原因で現在も休業状態になっています。スーパーでも、お弁当などで使われる「しょうゆの袋」が不足していることから提供が不可能になったというものもあり、様々な所で震災の影響が続いています。