マルエツプチで販売中の「給水用ボトル」が工場の被災で販売不能に

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

マルエツプチの西新宿6丁目店と西新宿3丁目店には、それぞれ水道水をフィルターでろ過して純度の高くなった水を販売しているのですが、先日の被災によって、その水を給水するためのボトルを作っている工場が被災したことにより、新しく販売することが不可能になったという張り紙がされていました。

この仕組みは、2リットル用と4リットル用のボトルを前もって購入する必要があり、水自体も有料で販売されているものになっています(2リットル40円・4リットル80円)。このボトルがなければ水を購入することはできないのですが、先日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響によって新規にボトルを購入することができなくなりました。

先日から新宿では各商業施設などが積極的に節電に取り組んでいるのですが、品薄騒動が落ち着いてから思わぬところで震災の影響が出てきています。福島・宮城・青森・岩手・茨城の各地にある工場では、このようなプラスチック製品(?)のほかにも、製紙工場や自動車の部品を作る工場、さらには製油工場などといった、生活に身近なものを作る工場も数多くあります。今後も場合によっては、何かしらの部品が足りずに工場の稼動を停止せざるをえない状況が続くかもしれません。ちなみに、水自体は水道水を使っているので、既にボトルを購入している方は今後も今までどおりサービスの利用ができるそうです。



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