解体の予定が明らかになってから1年が経過しようとしている新東ビルですが、同ビルの北側で長年営業を行っていたアコムの店舗が、27日で閉店することになりました。
「新宿アルタ西むじんくんコーナー」という名前が付いている同店は、オカダヤの一部売り場やHIS新宿東口本店が営業している新宿サンビルにあり、HISや「ビル全体の入り口」とは別の区画にある小さなワンコーナーに、ひっそりと設置されていました。ただ、過去の写真をさかのぼってみた所、アコムがこの場所で営業していた期間は最低でも15年以上あり、目立たないながらも周辺にある「むじんくん」と同じように、新宿の風景に溶け込んだ店舗になっていました。
ビルの建て替えなどの影響もありながらではありますが、2020年に入ってからアコムの店舗は西新宿や新宿駅の東側一帯から徐々に減少しており、昨年には新宿サンフラワービルにあった西新宿支店を閉鎖し、有人店舗の運営そのものを取りやめるなどしています。ただ、会社自体は2018年から毎年増配を行い、2017年以降は赤字になっていない「健全体質」なので、経営環境の悪化などに伴う規模縮小というわけでは無いようです。
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