新たな事業コンサルタントを迎え入れ、遅延しているスケジュールを再構成し直している西新宿三丁目西地区の再開発ですが、この場所からの退去と新天地での営業などを予定していたライブハウスの初台 WALLが、約1カ月にわたってリニューアル作業を行うことになりました。
当初は5月いっぱいでの閉店を予定していましたが、再開発計画の遅延に伴う閉店の延期を1月に発表しており、以来例年と同じように様々なイベントを開催してきました。今回実施する工事は営業を継続するために行うものだそうで、ゴールデンウイーク後にあたる5月7日から5月31日までを予定しており、6月1日から通常営業を開始するとのことです。
また、新たな閉店時期は2年後と書かれていますが、今年に入ってからもこのエリアで家賃収入などで生活されている方、現在90代だという高齢の方々、坪単価から換算した評価額に疑問を持つ方などがそれぞれ抱える不安に対して、最善の策が提示されていないという「主張」も伺っているため、初台 WALLが本当に2026年で営業を終了するのかは、やはり不透明な状況かもしれません。