本日の11時過ぎに、小田急線の新宿駅構内で煙が発生し、消防車と救急車の出動などが行われました。
火災報知器が作動したこともあってか、当初の報道では火災と書かれていましたが、燃えたものは養生シートだけだったそうで、緊急車両が駆け付けた段階で既に「関係者」によって鎮圧されたとのことです。原因自体も百貨店の解体工事中に発生した火花が、シートに燃え移ったことであることが判明していますが、一方で駅構内で煙が漂っている光景や、バスから降車できなくなっていることを伝える投稿などがXで行われた他、小田急線全体でダイヤの乱れが発生するなど、出火とは違う所での影響が目立っていました。
火災から6時間以上が経過しているということもあり、現地を確認した時には火災の痕跡はもちろん、煙なども一切感じられない状態になっていて、工事の工程表なども特段変化が無かったため、報道における注目度と比較すると全体的に杞憂に終わったようです。なお、小田急百貨店の解体工事に関する番組が29日に放送される予定になっており、城島茂さんと田中道子さんがバリケード内に足を踏み入れています。
・小田急・小田原線 一部で運転見合わせ 新宿駅の天井部分焼ける | NHK | 鉄道
・小田急線の新宿駅構内で煙立ちこめる 原因は小田急百貨店の解体工事の火花 1万7000人に影響 | TBS NEWS DIG
・小田急線新宿駅で火災、一部運転見合わせ 構内の天井から発煙 | 毎日新聞
・新宿駅の真上!巨大百貨店を解体せよ – 解体キングダム – NHK