東京都庁の第一本庁舎を使ったプロジェクションマッピングが本日からスタートし、都民広場では小池百合子都知事などが参加する「お披露目イベント」が実施されました。
イベントの冒頭ではAimerさんが事前の予告なく登場し、残響散歌と800を披露しました。鬼滅の刃などの映像などが使われることはありませんでしたが、都庁舎には歌唱などに合わせて映像が投影されていました。一方、当初から撮影禁止のタイミングがあるとの告知が小さく行われていたものの、撮影禁止がいつ実施されるのかについては告知されていなかったため、大声で撮影禁止を呼び掛けている警備関係の方とカメラを持っている男性が「お話し合い」をされている姿も見かけました。
Aimerさんの歌唱が終わった後には、小池都知事のコメントを挟んだ上で、今後投影されるプロジェクションマッピングの紹介が行われました。後半には音楽家の高橋英明さんが登壇した上でオーケストラによる生演奏も行われ、実質今回だけのパフォーマンスも実施されていました。プログラムの最後には都知事が再度登壇し、「常設されている最大の建築物へのプロジェクションマッピング」という項目でギネス認定を受けた賞状を受け取っていました。
雨の中での決行ということもあり、多くの方が雨合羽を被ったり、傘をさしたりする中での企画になりましたが、会場内の一部はある程度自由に行き来できるような状態になっていて、座席エリアも若干の空席がありました。また、警視庁の車両が数台駆けつけ、入場前には金属探知機を用いたセキュリティチェックを行うなど、比較的万全の態勢で取り組まれている節があったものの、STAFFの札を掲げた方が6人中6人とも「座席の区割り」ついてご存知なかったり、ノベルティの配布などについてをあまり知らせていなかったりと、前述の撮影禁止に関する部分も含めて、情報共有が若干不足しているような所もありました。
・Tokyo Projection Mapping Project