らぁめん満来の隣にお店を構え、35年間にわたって営業を行っていたBAR LIPSが今月上旬に閉店しており、建物の端に閉店に関する告知を残しています。
旧青梅街道のポールが目の前に立っている宝ビルの1階に位置し、2019年からはろばた結と並んでビルの最も目立つ場所での営業を行っている店舗でした。業態が違うので当然ではありますが、居酒屋形式で掘りごたつの様な座席が用意され、賑やかに談笑できるろばた結とは違い、過去にはシルクハットらしきものを被ってタキシードを身にまとった何かのイラストの様な年配の男性がお店から出てくるなど、30席足らずの空間で静かにお酒を楽しめる場としても活用されているようでした。
閉店自体は10月7日に行われており、既に看板が撤去されるなど、少なくともお店の名残りを外観から感じ取る事はほぼできない状態になっています。先月には同じく旧青梅街道沿いで営業していたHARRY’S N.Y.が「一時閉店」を行い、Barどれすでんも70年以上の歴史に終止符を打つなど、今年の下半期になってから新宿駅周辺におけるバーの数が減少を続けています。
