電気自動車の普及方法とは別の形で、徐々に街中で浸透していった電子タバコですが、現在クロス新宿ビルの1階部分では「吸わない喫煙所!?」と名付けられたタバコ商品の宣伝スペースが、31日まで設置されています。
このスペースを作ったのは、先日までgloの店舗を新宿アルタ内で行っていたブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンで、同社が手掛けるブランドの「VELO」に関するエリアになっています。同商品はオーラルたばこというジャンルの商品として売り出しており、今月末頃からファミリーマートでの本格展開を行うことになっているとのことで、それに合わせた商品展開という形になります。
VELOは歯茎と頬の間に挟んで楽しむ嗜好品だそうで、煙などが発生することもないため、施設内では屋外設置型の灰皿に観葉植物を植えたオブジェなどを設置した上で、商品の特色をアピールしています。一方、どれだけ健康面などで安心材料が増えたとしても、商品自体はたばこに区分されているため、当然ながら20歳未満の方などは商品を購入することは出来ず、ビル内への立ち入り自体も入り口で待機する係員の方などによって禁じられていました。ちなみに、前述のgloが営業していたテナントでは、「ライバル企業」の商品であるIQOSが簡易的な出店を行っています。
・煙もニオイもない「吸わない喫煙所!?」、新宿駅東口エリアに5月25日から31日まで期間限定で登場|BATジャパンのプレスリリース