※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。
比較的大きな看板を掲げているということもあり、周辺に住まわれる方などからは「くら寿司のビル」という認識もされるようになった新宿ダイカンプラザA館ですが、同ビル内で営業している不動産会社に対する脱税の告発が、東京国税局によって行われました。
対象となったのは不動産仲介業を営む「ビルド」とその代表で、1.9億円の所得を隠す形で約4800万円の脱税を行ったと指摘しています。また、詳細については触れられていないものの、同社の代表は三井不動産リアルティの社員に対して数千万円を提供したことも判明しており、脱税で浮いた資金が渡った事を内規違反として、三井不動産リアルティ側は社員の解雇を行ったとのことです。
NHKと読売新聞はビルドに対してそれぞれ取材の申し込みを行ったそうですが、少なくとも記事が配信された段階では「返事」が来なかったと記しています。また、三井不動産リアルティ側はコンプライアンス強化などを行うとコメントしている一方、処分の詳細などは明かしていないとのことです。
・脱税容疑で新宿の不動産仲介会社「ビルド」を告発…架空の経費計上 : 読売新聞オンライン
・不動産会社代表 約４８００万円脱税容疑で告発 東京国税局｜NHK 首都圏のニュース