新型コロナ「統計上」で新宿区民の10%以上が感染

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

東京医科大学病院オミクロン株の感染拡大を受けて、日本国内のみならず世界中で新型コロナの感染者が急増しましたが、新宿区内でも例外なく感染者の増加がデータとして示され、 昨日までの間に合計3.4万人の感染が報告されました。

2月1日現在の住民基本台帳で、新宿区内の人口は約34万人とあるため、この段階で10人に1人が感染者になったことになります。ただし、感染者の人数については累計での報告数であるため、芸能界などでも度々報告されているような「2度目の感染」が発生しているケースも、1人としてカウントされている可能性があります。また、過去には東京都の集計ミスによって一気に感染者数が跳ね上がった経緯があるため、場合によっては今日よりも早い段階で10%を超えているかもしれません。

市区町村別の感染者では、都内の自治体で2番目に多い感染者となっていた時期もありましたが、現在は大田区や江戸川区、杉並区といった住宅地の多い自治体などが相次いで感染者数を追い抜いていき、現在の新宿区内における感染者数は8位にまで順位を落としています。また、自宅療養者の重症化を防ぐ施設の開設を始めとする独自の施策を進めるなど、自治体としても区内の感染者数を食い止める「作戦」を相次いで行っています。



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新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第2942報) 東京都福祉保健局

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