新宿中央公園で行っていた「5Gラストワンマイル配送」実験結果を公開

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿中央公園西新宿における5G関連事業を行っている企業の1つであるティアフォーが、ロボットを活用する形での配送実験についてのレポートを公開しています。

この実験は「ラストワンマイル」の配送に限定する形で実施しており、同社などが手掛けるロボットを活用し、ハイアットリージェンシー東京の商品を荷崩れさせることなく目的地に送り届けることに成功したと説明しています。断片的な情報なので推測になってしまいますが、写真ではハイアットリージェンシーの西側にある壁らしきものが写り込んでいるため、段差や階段などを極力回避したコースでの配送になったとみられます。ただ、それでも新宿中央公園へたどり着くまでに車輪がガタつく部分や緩やかな坂が点在しているため、配送にあたっては安定した稼働を行うロボットが必要で、それらの条件をクリアした形になります。

また、今月に入ってからはKDDI新宿ビルから東京都庁の第二本庁舎までのコースを行き来しているそうで、地下エリアにあたるふれあい通りを経由するルートでなければ、横断歩道を使用したルートでの走行を行っていることになります。実験自体は明日までの予定ではあるものの、積雪を記録するレベルの雪が降る予報になっているため、場合によっては今日が今回の実験における最終日になるかもしれません。



【国内初】スマートシティ実現に向けて5Gを活用した自動配送ロボットの公道配送実証を実施 | 株式会社ティアフォー
西新宿で自動配送ロボ実験 5年中に実用化へ – 産経ニュース

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