昨年新しく設置されたスマートポール デジタルサイネージを使った情報配信などがスタート

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

スマートポール12月頃から西新宿の各地で設置作業などが進められていたスマートポールの稼働が始まり、各地でイベントの告知やカメラを用いた人の流れの計測などが行われているようです。

新宿中央公園や新宿住友ビル、工学院大学などの周辺道路に設置されたこれらの機械は、JTOWERやNTTなどが共同で行う実証実験のために用いられ、様々な情報発信のほかに人の流れの計測、Wi-Fiのアクセスポイントを活用した訪問者情報などを集計するとのことです。都による5G技術の活用実験の一環としても行われていることではありますが、「新世代の街作り」の側面を持った取り組みでもあるそうで、収集した情報は個人情報を特定出来ない状態で活用していくと説明しています。

設置されたスマートポールは全てが同じモデルというわけではなく、最初の実験が行われた時から使われていたタイプに近い棒状のスマートポールと、人流計測カメラが付いたタイプと付いていないタイプのデジタルサイネージを取り込んだ形のスマートポールの計3種類を使用しています。また、今回新たに設置されたスマートポールが期間中ずっと使われ続けるのかは不明ですが、実験による情報の取得は2026年3月31日まで実施される予定です。なお、現在デジタルサイネージでは土日に行われる予定の西新宿一帯を使った5G関連イベントの告知が行われていますが、まん延防止等重点措置の発令が決定したため、場合によっては中止になるかもしれません。



西新宿エリアにおける実証実験のご説明と個人情報の取り扱いに関するご案内 | 株式会社JTOWER
5G CONNECTED CITY 西新宿 2022 -つながるまちと新たな生活- 特設サイト | 2022年1月22日、23日

広告