先日無期限の休業を発表した新宿角座ですが、この場所で新宿シアタートップスが運営されることになり、同劇場が約12年ぶりに復活することになりました。
元々新宿シアタートップスはWaMall トップスハウスで営業しており、跡地で新宿角座が運営されるという形が取られていましたが、松竹芸能が運営を引き継ぐ形で劇場運営を続けていました。現在の所本多劇場の公式サイトにはシアタートップスの情報が掲載されていないものの、8月中旬には劇場の復活が予定されていて、お笑いにとどまらない様々な枠の芸術表現が行われていくようです。一方、無期限の休館となった新宿角座は、今後同じ設備を間借り形式で運営するか、別の場所を探すかしないと、復活できなくなっています。
現在都内は緊急事態宣言下にありますが、グループの劇場ではそれぞれ演劇の公演が実施されていて、よほど「強力な措置」が国や都から取られない限りは、同劇場も8月から新しい表現の場として稼働をスタートすることになります。なお、現段階で新宿駅周辺にある劇場運営は新型コロナのクラスターが発生したシアターモリエールを除いてやや通常通りの運営が行われており、シアターモリエールでは改修工事のために休館しているという説明が少なくとも半年近く行われています。
・本多劇場グループ 新宿シアタートップス 開業のお知らせ|株式会社本多企画のプレスリリース