過去には大塚家具を買収する企業の候補として挙げられていたヨドバシカメラとTKPですが、両社が事実上協業するような形で、新しい施設が誕生することになりました。
現在はヨドバシカメラの所有物となっているヨドバシ新宿西口駅前ビルに、TKPが新しい会議施設をオープンさせるというもので、8階から11階を同社が利用するとのことです。8階と9階は「主力事業」である貸会議室の提供を行いますが、10階と11階は貸しオフィスとして誕生するそうで、開業時期については21日から順を追って行われます。また、1時間あたり2.5万円で利用できる配信ライブスタジオも用意され、グリーンバッグや簡易照明、パソコン、スイッチャーなどが標準で装備される予定です。
数年前の計画では、同ビルを含む周辺エリアで再開発を行い、昨年には「新しいヨドバシカメラ新宿西口本店」が誕生するはずでしたが、酒類や自転車コーナーの新設だけでなく、ヨドバシカメラはオフィスを撤退させた上で、新たな事業をスタートさせる方向に舵を切った形になります。なお、一昨日には屋上部分にTKPとヨドバシカメラのロゴを入れた看板が設置されかけていましたが、本日現地を確認したところ、イメージ画像のような看板が完成しており、公式サイトにも今日までの間に料金などの基本情報が追加されていました。
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