新宿武蔵野館とシネマカリテなどを運営し、70年以上にわたって東京証券取引所に上場を行っている武蔵野興行が、これまで行なってきていた株主優待制度の内容を変更することを、先週発表いたしました。
従来は100株以上の株式を保有することによって、無料優待券と映画割引券を同じ枚数だけ贈呈してもらえる特典が用意されており、500株以上保有していると保有株に応じて利用可能な人数が増える「通用株主優待証」なるものが渡されていました。今回変更されるのは、100株から300株保有している方に対して送られる無料優待券と映画割引優待券の枚数で、それぞれ無料優待券の枚数が減少する代わりに、映画割引優待券の枚数が増えています。
株主優待証をお持ちの方に関しては、条件や制度は変わっていないので、新たに株の保有数を増やすなどして優待の「グレード」を維持する必要はありません。なお、本日の時点では武蔵野興業の株価は2049円で、株主優待証を目指す場合は、1078回分の鑑賞料金にあたる約205万円が必要となります。
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・株主優待制度の変更に関するお知らせ – PDF