小田急線と京王線 JR新宿駅を経由した「通り抜けルート」を廃止へ

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿駅計画通りであれば、供用開始まで1カ月を切った新宿駅の東西連絡通路ですが、この通路が誕生するタイミングに合わせて、京王線と小田急線が行っていたJR新宿駅との改札経由での通行ルートが廃止されることになりました。

京王線は改札を通った後に階段を上り下りしてから、小田急線はほぼ直結のような形で中央東口の改札を使えるルートが整備されていますが、東西自由通路が利用可能になる7月19日をもってそれぞれのルートが廃止され、今後は東西自由通路を通ってから、中央東口方面へ抜ける形になります。これまで京王線と小田急線を利用していた方々にとっては遠回りを余儀なくされる形になるため、東西自由通路の誕生によって不便を強いられてしまう形になります。

ただし、東西自由通路は従来の通路を南側に拡張する形になるので、現在の所要時間には到底かなわないものの、少なくとも現状の西口と東口を使用するルートよりは十数秒程度短縮して目的地へ辿りつけます。なお、改札そのものが廃止されるわけではなく、それぞれの乗り換えの引き継ぎは今後も利用できるため、西口方面で乗り換えを行っている方々が不便になるというわけではありません。



新宿駅東西自由通路開通に伴う
小田急線から新宿駅東口方面へのご通行ルートの変更のお知らせ
– PDF
新宿駅東西自由通路開通に伴う
京王線から新宿駅東口方面へのご通行ルートの変更のお知らせ
– PDF

広告