「花粉を分解して水に変えるマスク」消費者庁が課徴金の納付を命令(共同通信より)

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿アイランドタワー新型コロナウィルスの発生以降、世界的な規模で急速に需要を伸ばすことになったマスクですが、数年前から「花粉を水に分解する」という、文面だけ見ると非常に画期的な商品を販売していた企業に対し、消費者庁が課徴金の納付を命令しました。

景品表示法違反に該当するとして納付命令を受けたのは、新宿アイランドタワーに本社を構えている「DR.C医薬株式会社」で、発売当初などは市川海老蔵さんを広告に起用し、マスクの宣伝を行うなどしていました。が、消費者庁では提出された資料が、商品に表示されている内容を証明できるものではないとして、根拠を認めませんでした。

今回の処分では、3商品に対して課徴金が課せられており、同社は合計で857万円を支払う必要があるとのことです。なお、現段階では同社の公式サイトに課徴金関係の情報は掲載されていませんでした。



光触媒マスク根拠なし、消費者庁 販売会社DR.Cに課徴金 | 共同通信
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DR.C医薬株式会社に対する景品表示法に基づく課徴金納付命令について – PDF
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