「新宿区内の方南通り」で唯一残っていた一軒家? 解体作業が終了

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

西新宿5丁目主に中野区の道路として機能し、西新宿4丁目と5丁目に挟まれる形で十二社通りまで伸びている方南通りですが、その道路沿いにあった建物の解体作業が終了しました。

取り壊しが行われたのは、嵯峨根家の隣に位置し、地図上で「石井ビル」と名付けられていた建物です。建物自体にも石井ビルという看板が付けられていますが、入り口の1つは民家のようなドアが付けられており、西側と北側には物置が置かれるなどした庭がありました。昨年までは住人の方らしき男性の姿を見かけたこともあったのですが、2月末頃から建物の解体作業についての告知が行われ、4月30日を期限とした作業が今月に入ってから行われていました。

今回石井ビルが解体されたことで、西新宿を通る方南通り沿いにあった一軒家の建物は全てなくなり、道路沿いの部分は商業ビルやマンションだけになりました。なお、石井ビルの裏手にはタイムズ西新宿5丁目駅前第4という大きな駐車場もありますが、今の所この一帯を対象としたビルの建築計画などは浮上しておらず、今回更地になった土地がどうなるのかは、もう少し時間が経たないと明らかにならないかもしれません。



広告