西武新宿駅と京王線新宿駅 それぞれ一部をリニューアルへ

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

西武新宿駅常日頃から重機が建物に手を加えているJR新宿駅の周辺で「新宿駅群」を構成している2駅が、来年までに様々な部分に手を加え、利便性の向上などを図ることを、先日相次いで発表しました。

京王線は、元々路線そのものの大掛かりな工事を計画していたようで、総額で200億円以上という予算を計上し、高架化やそれに伴う踏切の廃止などを行うそうです。新宿駅に関する所では、以前から何度も浮上していた京王新線の新宿駅にホームドアを設けるという計画が、本格的にスタートする予定です。京王線の新宿駅には、新しく大型エレベーターを導入する予定があるそうですが、これはオリンピックなどのイベントに伴ってイベント会場への導線を増やす目的もあるそうです。ただ、プレスリリースを見た限りでは、大型と言っても新宿グランドタワーにあるような巨大ゴンドラのような代物ではなく、既存のエレベーターと大差がないサイズのようです。

西武新宿駅は主に外観が変わるようで、イメージ画像では京王線新宿駅のような白く明るい空間や、新設されるインフォメーションセンターなどが描かれています。喫煙スペースが移動したりしている靖国通り沿いの一帯も多少手が加えられるものの、こちらは「屋根が出っ張ってくるかもしれない」程度のリニューアルが予定されているようです。改札外コンコースには他の駅同様にデジタルサイネージの設置も予定されている他、新宿駅で共通化している各種記号などを用いた案内板の導入も行われるとのことです。

2018年度の鉄道事業設備投資に総額237億円
新宿線の玄関口である西武新宿駅をリニューアルします



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