各地で約半世紀ぶりの積雪を記録 新宿駅周辺や西新宿一帯も雪景色に

※こちらの記事は1年以上前に配信されたものです。

新宿中央公園昨日に関東地方を襲った大雪では、当然新宿周辺にも大きな雪をもたらしており、ただでさえあまり降ることのない粉雪が強風とともに舞い降り、これまで見たこともないような雪の積もった新宿の風景へと変えていきました。

昨日の早朝から降り始めた雪は、すでに午前10時の段階で車の上や新宿中央公園などで雪が積もっていました。午前は風こそさほど感じませんでしたが、新宿駅や副都心エリアではビル風の影響などもあり、あまり傘の効果が無いようなエリアもありました。

東京都議会議事堂お昼過ぎになると本降りになり始め、西新宿五丁目駅ではシャッターをほんの少し閉めて強風に煽られた雪が駅に入らないような対策をしていましたが、階段は溶けた雪と固まり始めている水が至るところにあり、あまり効果が出ていませんでした。新宿駅には恒例となっているテレビ局の中継車が3台あり(テレビ朝日、TBS、日本テレビ)、中継開始直前の状態になっていると思われるアナウンサーなどの姿もありました。

私鉄ではさほど頻繁なアナウンスが行われていませんでしたが、JRは数多くの列車が運行しているということもあり、常に何かしらの路線のアナウンスが行われていました。運行休止のお知らせだけでなく「最大55分遅れ」といった遅延情報なども電光掲示板で案内されており、電車を利用される方たちが掲示板を不安そうに眺めたりしていました

東京都庁東京都庁の展望台は営業を行っており、上空200mの地点から雪の様子を確認することも出来ましたが、ガラス面が曇っているため、外の吹雪具合をカメラ越しに確認するのは困難な状況でした。また、視界不良で新宿駅の姿はおろか、向かいにあるはずの京王プラザホテルの姿すらも霞んでいました。



雪は深夜になっても降り続け、休日ということもあってか、深夜11時ころには青梅街道などですら人の気配をほとんど感じることが出来ませんでした。雪は翌朝までには止んだものの、路面凍結の影響もあって、足元に最新の注意を払いながら歩く人の姿が相次いでいました。もちろん、それにもかかわらずツルツルと滑っている方もおり、油断ならない状況は今後1週間は続くかもしれません。

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