新宿駅東口で初乗り410円のタクシーに乗車してみました

タクシー9月1日で新宿での実証実験が終了した初乗り410円のタクシーですが、最終日となった同日、実際にそのタクシーに乗車してみました。

新宿駅東口にあるタクシー乗り場が実験場所として選ばれており、乗り場近くには係員の方が2人常駐し、サービスの案内などを行っていました。また、専用の乗り場となったためか、通常のタクシーは少し離れた所に停車し、お客さんを車道の真ん中で迎え入れたりしていました。

係員さんにお話を聞いた所、タクシーは合計10台用意されていたものの、初乗り圏内でしか利用できないわけではないため、タクシーが来る頻度については把握できないとお話されていました。1台のタクシーが指定の乗り場に到着するまで約15分かかっていたので、たまたま410円のタクシーを捕まえられたお客さんは「ラッキー」だったかもしれません。

タクシーメーター違いは料金体系だけなので、タクシーの見た目や内装に違いはほぼなく、大きな違いは後部座席に「初乗り410円実証実験」と書かれたシールが貼り付けられているぐらいでした。



TOHOシネマズ新宿あたりまでなら初乗りで行けると説明されたので、実際にそこまで乗車しました。信号を待っている間にはアンケート用紙が手渡され、年齢や職業、410円になったらタクシーに乗る頻度が増えるかなどの設問が用意されていました。5問程度な上、数字を選ぶ形でしたので、1分もかからないうちに全て回答が可能でした。

停車位置はゴジラロードの北端部分でしたが、1kmもかからなかったことから初乗り価格で到着しました。支払いは現金以外にクレジットカードでも対応しており、このあたりも普通のタクシーと変わりがありませんでした。

タクシー距離次第では現在の料金体系よりも高く設定されてしまうため、デメリットがあるのではないかと危惧する専門家の方もおり、また現在は実験のためのデータを収集している最中ですので、導入されるかどうかの結論は少し先になる可能性があります。

ただ、仮に初乗り410円が本格的に導入された場合、距離と人数によっては電車で1駅行くときよりも安い金額になるため、新宿周辺だけでも大きな効果が期待できそうです。一方、運行経路や本数が変更されても乗客が一向に増えない新宿WEバスにとっては大きなライバルにもなり得るため、こちらは存続の危機に立たされるかもしれません。

報道発表資料:東京のタクシー初乗り運賃の引下げに係る実証実験について – 国土交通省
タクシー“初乗り410円”本当にお得?|日テレNEWS24

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