石原都政の時代に誕生し、現在では東京TYフィナンシャルグループの傘下に収まった新銀行東京などが、2018年の5月に合併すると発表されました。
合併は同じ傘下の企業である八千代銀行が新銀行東京と東京都民銀行を吸収する形で行うようで、業務の効率化や経費削減などを目的としているとのことです。合併後には「きらぼし銀行」という名前に変わり、持ち株会社も東京きらぼしフィナンシャルグループという名前へと変更するそうで、3行の中で最も規模の大きい八千代銀行の「要素」が消えることになります。
現在、新銀行東京の本店の隣には新宿支店があり、八千代銀と新銀行東京は新宿駅から徒歩圏に本社を置いていますが、合併に伴ってこれらの施設も2年後までに何かしらの動きがあるものと思われます。新宿に本店などがありながらも、規模はもちろん存在感などでもメガバンクに先を越されている状況ではありますが、もしかしたらこの合併によって多少なりとも勢力図が変わる可能性もありそうです。
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