今日の11時より代々木公園では「さよなら原発10万人集会」という大規模な原子力発電に関する集会が行われましたが、13時よりその参加者らは3つのルートで行進を行っています。そのうちの1つが新宿中央公園をゴールにしているということで、どのようになっているかを見に行きました。
デモが行われる前には写真の様な看板が立てかけられており、車線規制やデモの参加者を誘導する目的で立てられたコーンを始め、万全の準備を行った上で警察の方々がデモ隊や一般の歩行者らの誘導を行っていました。若い男性の姿があまりなかったせいか、今回のデモは普段行われる大規模なデモからすると非常に静かで、拡声器を使っている人もあまりおらず、自分の声のみでシュプレヒコールを上げている人の姿が多くありました。
幟の旗には大飯原発の再稼働に反対する意見やグリーンエネルギーへの転換を求める政府への要望などが掲載されていましたが、労組や共産党などの旗なども混ざっていました。中には被災地となった宮城や原発で度々話題に出てきた郡山市と相馬市などの団体の人々らも行進を行っていました。何十にも区切られたグループの中には子連れの親子を中心にしたグループなども作られており、手をつないだり肩車をして行進を行う姿などもありました。
今回の集会は主催者の発表では17万人になっていましたが、15時ごろ警察の方にお話を聞いた所、今回のデモの参加者数は「すごい数」という返答が返ってきており、警察側の発表ではまだ何人になったかは確定していない様子でした。また、デモ自体もいつ全員が中央公園へ到着するか予想ができないそうで、次から次へと来るデモ隊などの誘導に必死に対応していました。また、デモの道となった西新宿3丁目の自販機に設置されているゴミ箱には参加者らが捨てたと思われるペットボトルなどが溢れ返っており、他の参加者が持参したゴミ袋に回収していく様子なども見られました。
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