「比較的通常通り」だったONE PIECE FILM GOLDの最速上映に行ってきました

本日封切りとなった「ONE PIECE FILM GOLD」ですが、100館以上の映画館で最速上映が行われるということで、対象映画館の1つでもあった新宿バルト9へ足を運んでみました。エヴァンゲリオンが上映された時など、基本的に人気アニメ作品が取り上げられる場合は、初日の「一番乗り」に多くの人が押し寄せるのですが、今回は比較的静かな幕開けとなっています。

22日の昼ごろにはサンケイスポーツによる号外が配布されたり、約2週間前には新宿ステーションスクエアでワンピース関連のイベントが行なわれたりと、新宿周辺でも熱の入った宣伝が度々行なわれていました。今作は劇場特典として、設定資料集となる「777巻」とトランプの配布も実施されることになっていました。前回出演時は敵のボスとして出演した竹中直人さん、モデル業以外にも女優として活躍するようになった菜々緒さんなど、同作では多くのゲストも出演しています。

新宿バルト9では先日までルフィたちが乗船するサウザンドサニー号のレプリカが展示されていましたが、上映日までに撤去されており、一帯は単なる「広場」になっていました。複数シアターでほぼ同時上映という形で展開されるということで、お客さんの数こそ多かったものの、館内ではワンピースのコスプレなどをしている人の姿も見かけませんでした。一方で上映開始からしばらくは、クールビズ姿の男性グループが入口付近で観客席を眺めたりしており、普段とは少し違う上映であることを「思い出させて」くれました。また、チケット発券機の一部が映画のテーマでもある金色に装飾されているとのことです。

金色に光る袋に入れられたバーベキュー味のポップコーン以外に、cafe oaseでは「ゴールドサンド～新宿三丁目編～」というコラボメニューも提供しており、カレーで味付けしたスパイシーチキンなどを具材に使ったホットサンドが楽しめるようになっています。どちらの料理にも特典が用意されているので、映画館へ早く到着しすぎてしまった人などは、カフェで休んだりして特典を狙うというのも良いかもしれません。

上映終了時間は2時を回っていましたが、金曜日の夜ということで車道を走る車の8割前後がタクシーとなっており、鑑賞を終えたお客さんが伊勢丹前などで次々にタクシーを拾っている姿もありました。自転車にまたがりながら電話で「4時過ぎになるから鍵開けといて」と話している人の姿もあり、遠方から新宿の映画館を選んでいた人もいたようです。