新宿ピカデリーの正面玄関(?)では、5月28日に公開予定となっている映画「マイ・バック・ページ」の宣伝用のボードと、原作となった本の前書き部分が読めるボードの2つが設置されています。
この映画は原作者の川本三郎氏がジャーナリスト時代に自ら経験したという実在の話が映画になったもので、舞台は昭和45年前後のものとなっています。当時はベトナム戦争・日本赤軍など、今でも日本や世界の人々の心に残っている大きな事件が立て続けに起こっており、そんな激動の時代で川本氏を取り巻く環境や様々な人間関係などを元に構成されている映画だそうです。キャストは妻夫木聡さん、松山ケンイチさん、忽那汐里さん、三浦友和さんらなど、個性があり、実力派としても知られている俳優さんが出演されるそうです。
新宿ピカデリーでは、大きなボードに登場人物の相関図、映画の年表と実在の年表の比較などが大きなボードに掲載されており、向かって左側には原作となった同名の本の冒頭部分が読める小さな冊子と、さらにそこから一部分を切り取った数ページを記載したボードが展示されています。文字が大きいこともあり、通りすがる人の中は(チラチラとですが)、どのような映画なのかを気にしながら歩いていかれる姿も見られました。