通常の地図サイトと違ってCGMサービスとして展開している影響もあってなのか、都議会議事堂における情報の改竄が行われてしまったGoogleマップですが、ハイアットリージェンシー東京の情報についても、事実と違うものが配信されていました。
政治的な意図を含んでいたと思われる都議会議事堂の例とは違い、ハイアットリージェンシー東京の場合はピンで表示された場所が間違っているというシンプルな誤情報になっており、ふじ屋やらーめん風来居、築地銀などがあるセードル新宿ハイツの建物内へ飛ぶよう設定されていました。住所自体は新宿区西新宿2-7というほぼ正しい表記になっていたのですが、郵便番号が2つ記載されているなどの不自然な要素が複数重なっていたため、誤情報の配信に繋がってしまった可能性があります。
地図だけの情報だと最低でも3日以上は「タクシー乗り場があるのにホテルが無い」という状態が続いていたのですが、昨日の深夜にページを確認した所、ホテルの位置が本来あるべき場所へ戻っていました。なお、あくまでもピンの場所が移動しただけだったので、宿泊予約や口コミと言った各種サービス内の情報はそのまま残されています。
・ハイアット リージェンシー 東京 | 西新宿のラグジュアリーホテル