新宿区内にある交番の中で、一際特徴的な外観をしている建物の1つでもある熊野神社前交番では、約1カ月にわたって「作業」が行われていましたが、先週までの間に外装部分にあった足場などが全て解体され、通常の姿に戻っています。
新宿警察署の公式サイトを見てみても、建物に関する情報は最後まで見当たらなかったものの、2月中旬頃に目の前を通った時にはシンナーのような臭いが一帯を漂っていました。作業開始前と足場が無くなった後を改めて確認してみても、さほど大きな変化を感じられるようには見えなかったのですが、くすんだ銀色とも受け取れるような色になっていた外壁部分が、全体的に白に近い銀色へと姿を変えていました。
一方、半球状態になっている天井の赤色部分は特に手が加わっていないようで、所々で塗装がはがれたままになっており、全体を修繕したというわけでもなさそうでした。なお、同交番では昨年末頃までの間に暖色系の照明を使うようになったはずなのですが、最近は従来の白い照明を用いているケースを、多く見かけるようになっています。