新宿駅の西側にある「らせん状の車路」など来年の1月15日から使用不能に

これまで2度にわたって工事期間の延長を行ってきたスバルビル跡地の駐車場関連工事ですが、この部分の稼働が来年の1月15日からに決定し、今後駐車場を利用する方向けの案内などが行われています。

「新宿駅西口」という区画におけるランドマークの1つだった道路は、小田急百貨店旧本館の解体が本格的に始まって以降、文字通り日の目を見ることが難しくなっていましたが、駐車場の出入口を新しいものにに切り替えるタイミングで、この部分を車で走ることが出来なくなるようです。道路そのものを完全に廃止するとは明記していないものの、土地区画整理事業の資料内で登場したイメージ画像では、ロータリー部分の大幅な削減を行っているので、工事の進捗次第では今後そのまま「らせん状の車路」の撤去作業に入る可能性もあります。

都庁方面からスムーズに駐車場へ入るルートが丸ごと無くなるため、場合によっては駐車場にたどり着くまでの時間がこれまでより数分増える事になりますが、新宿グランドターミナルが完成する頃には一帯の車道と歩道が根本的に変わる予定なので、どちらかと言うと今後十数年間は「駐車場から出た後」のルートを機にかけた方がいいかもしれません。なお、新宿駅西口駐車場での駐車システムそのものも切り替わる事になっていて、今後はカメラでナンバープレートを読み取るタイプのシステムになるとのことです。