新宿区内での2024年の東京都知事選挙「選挙カーを活用した宣伝」が減少?

東京都知事選挙
昨日投開票が行われ、小池百合子さんの3選が決まった東京都知事選挙ですが、新宿区における投票率は、都内全体の投票率より約1%低い59.06%になりました。

男女比では57.96%だった男性と比較し、女性は「大台」を上回る60.16%になっています。投票数を元にした順位自体も、少なくとも上位は区内と都内で変わっている点は無く、小池さん、石丸伸二さん、蓮舫さん、田母神俊雄さんという順番で続いていました。タレントとしての知名度を一定数持っているはずの清水国明さん、東京都庁を最後の演説場所に選んだドクター中松さんなどは1000票未満に収まっている一方、「2位の石丸さん」と同じ名字の石丸幸人さんには1618.830票入っているとのことで、名字だけ記載された票が2人に分配されるという現象が、今回も起きているようです。

全ての開票が終わったのは0時44分頃だそうで、総投票数は15.8万票になりました。そのうち、無効票については合計で1266票あり、そのうちの858票が無効票として処理されています。また、不受理になった票も1票だけあったそうで、雑記が200票、候補者以外の名前が書かれているものが100票あったとのことです。



開票が行われる20時には、小池さんの勤務地である東京都庁の前へ行きましたが、通常通りプロジェクションマッピングが放映されており、選挙系YouTuberの方などが活動している姿は見かけませんでした。報道関係のカメラも日本テレビの腕章を付けた方々を見かけたぐらいでしたが、都民広場ではスマートフォンで開票速報の映像を見ている人を、最低3人見かけています。また、やよい軒の隣に設置された小池さんの事務所を確認しに行った所、学歴詐称疑惑を始めとした各種報道に言及する演説を、「国政などで議席を獲得した事のない政治団体」の支援者らしき方が行っていました。

選挙戦が始まってからは大久保公園にある掲示板のうち、NHK党からの立候補者が確保していたポスターが破れるという出来事もありましたが、逆に西新宿中学校前の掲示板では、乳児を使用したポスターを自発的に撤去するという現象も起きていました。また、当初から問題視されたポスターに限らず、小池さんの演説時に「やめろコール」と「百合子コール」がぶつかったり、選挙関係者の注意を振り切って新宿区役所内での撮影を行う人がいたりと、従来とは違う選挙関連のイベントが起きていた一方、従来通りの宣伝方法である選挙カーからの呼びかけを見かける事はあまりなく、核融合党を除いて2週間で走行している姿をはっきり確認出来たのは合計で4台前後でした。

都知事選、SNSで「投票所の写真」投稿…ちょっと待って! 撮影禁止で「違法」になるケースも – 弁護士ドットコム
東京都知事選挙特集号 – 新宿区 – PDF
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