新宿駅東口周辺における通信環境 ドコモが「状況の改善」を発表

新宿駅
しばしば通信環境の悪化が取り上げられていたNTTドコモですが、「前回の発表」から引き続き改善環境の向上に取り組み、新宿駅東口周辺の通信速度などを引き上げることに成功した事を発表しています。

今回行われた発表によると、5G端末を用いた通信において100Mbps以上の速度を記録しており、5G基地局の増設などを前倒しで行ったことなどが功を奏したようです。一方、4G端末を対象にした通信では10Mbps以上という従来の速度から変化がなく、速度を向上させた池袋エリアからは一歩遅れる形になっています。

全体では通信設備の更なる更新も予定しており、無線LANルーターにおいて「高速化の要因」にもなっているMU-MIMOの機能を導入している機器を使用する計画なども、ドコモの発表会で明らかにされました。一方、これらの施策についてKDDIとソフトバンクが数年前から行っているという指摘も行われており、今回の施策が他社より一歩先を進んだ対策を行ったというわけではないようです。



ドコモ通信品質改善の取り組みについて
~全国 2,000 か所以上・鉄道動線で集中対策を実施中~

ドコモが通信品質対策で新たに300億円、設備高度化しAIでSNSも迅速分析 – ケータイ Watch
「つながらない」の声が浮き彫りにしたドコモの現状–他社から数年レベルの遅れ鮮明 – CNET Japan

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