新宿中央公園にある公共トイレでは、ネーミングライツのシステムを活かして環境整備を行っていますが、同じく新宿中央公園内にある施設の命名権を販売する試みが行われています。
今回対象になっているのは、現在実施されているちびっこ広場トイレ、水の広場トイレなどを含めたエリア内の9割近いスペースで、じゃぶじゃぶ池、芝生広場、眺望のもり、そして公園内にある全てのトイレとなっています。フットサルコート、SHUKUNOVA、エコギャラリー新宿などは対象外となり、従来の名称が引き続き使用されることになります。
11月24日までが期限の各種申し込みを行った後、各種協議などを経た上で実際にネーミングライツなどの契約が履行されるのは来年の4月1日からで、原則3年契約、年間10万円以上の料金という目安が設けられています。ただし、公園中央部に位置する区民の森に関しては、来年の8月から今後1年間に渡って整備作業が実施される予定なので、実際に契約を行うことになったとしても1年ほどは使用不可の施設に命名を行うという形になります。