伊勢丹の催物場における著名なイベントの1つであるISEPAN!が、23日から今週末までの期間限定で開催されています。
個人的な感覚ではありますが、今年も会場内における9割以上の場所でパン特有の香ばしい匂いが漂っており、欧州圏の雰囲気を強く残しつつも、和洋折衷の様々なパンが売り出されています。行列形成用の札などが並んでいない時間帯に足を運びましたが、平日であっても14時台までに商品が売り切れてしまうという店舗がいくつかあり、店内を見に行った日にはブーランジェリー エス・イガラシとブーランジェリー ドゥ デジールの2カ所で「販売終了」の札が貼られていました。商品が残り数個ずつしか並んでいないショーケースなども複数ありましたが、一方でカレーパン1つで勝負をしているパンのトラをはじめ、リーズナブルかつ手軽に楽しめる一品を展開しているエリアでは、行列が出来ないながらも常にお客さんが滞在するという、絶妙な盛況ぶり(?)を見せていました。
会場奥のイートインコーナーでは生ハムからコーヒー、スイーツまでの様々な商品をその場で楽しめるエリアになっていて、明日からの3日間は1日100個限定で3850円のパフェを販売する予定もあるそうです。また、A-5にあるエリアでは、ご自身の名前をそのまま店名にしたティエリー・ムニエさん、15歳からパン職人を目指していたという安倍竜三さんが調理スペースなどに立ち、出来立てのパンなどを最終日まで提供する予定です。