洋服の青山やブックオフといった「メジャーな小売店」が目立っていた新宿110ビルにて、同ビルの開業当初から高級な中華料理などを提供していた謝朋殿の本店が、12月20日をもって閉店いたしました。
他所からの移転という形で同ビルへの出店を行い、本店と新宿110ビル店という2つの名前を兼ねていた謝朋殿ですが、京王モールとビルの接続部分に出入り口があることから、やや認知度の高いお店の1つでした。現在は冬限定コースとして日本料理と融合したメニューを提供するなどしており、新型コロナウイルスの影響を受けながらも新機軸の運営を行っている矢先の店じまいとなりました。
閉店理由については「諸般の事情」とだけ書かれており、詳細については触れられておりませんでした。とんかつさぼてんを展開するグリーンハウスフーズ系列の店舗なので、「同じ運営」の飲食店は新宿駅周辺に複数ありますが、23区内の謝朋殿は墨田区錦糸町と品川区大崎の2カ所だけとなってしまいました。また、110ビルの地下1階で営業していた香家も閉店して閉まったため、現在同ビルの地下2フロアがもぬけの殻の状態になっています。
・閉店のお知らせ – PDF