近年は、官民揃って統廃合の動きが色濃く出るようになっている地方銀行ですが、その「地銀グループ」の一員である香川銀行が、新しい支店を新宿区内に設けることになりました。
その名の通り、新宿支店と名付けられた新たな事務所は、新宿グリーンタワーの19階に整備され、19日の9時から営業を行うことにしています。この出店は、香川銀行の親会社であるトモニホールディングスの「東京でのネットワーク拡大」に伴うものだそうで、都内では東京支店と深川支店に続く3店舗目ということになります。
営業時間は通常の銀行と同じく平日の9時から15時までを予定しており、主な業務として法人と個人に向けた貸出業務をメインにするとのことです。銀行自体の柱業務の1つである預金の預け入れなどについてはメインの業務から外れていて、支店内にはATMの設置も行われないことから、どちらかと言うと収益を上げる方向に舵を切った運営が行われていくようです。
・新宿支店の開設について – PDF