本日から東京都議会では、令和初となる定例会がスタートいたしましたが、今回の定例会に合わせて各種資料などがペーパーレス化され、タブレットを用いたやり取りが行われています。
ペーパレス化については、議会の与党である都民ファーストの会などが進めてきており、数年越しの「導入」となりました。与えられたタブレットには制限がかけられているようで、特定のアプリしか開かなかったり、Wi-Fiにも何かしらの制限をかけているとのことです。端末は都議会議員のみならず、都の幹部の方などにも渡されているようで、Twitterでは使い方を教わる講座のようなものが開かれたと報告している議員の方もいらっしゃいました。
今回のタブレット導入により、紙の資料が減ったことで、東京都議会は 約1千万円の経費を削減できるとしています。ただ、本会議以外の各種委員会では、従来通り紙の資料が配られるなどする予定だそうです。
今日はペーパーレス議会初日です。今からタブレットを本会議場に持ち込んで、新時代の議会に向かいます。
— 伊藤ゆう都議会議員 (@yuuito1202) June 4, 2019
【ペーパーレス議会スタート】
都議会にいよいよ…ようやく、ペーパーレスシステムが導入されます。本会議では年間43万枚の紙が消費されてきておりましたが、都民ファが中心になり、議会改革検討委員会で議論を進めてきました。全都議にタブレット端末が配布され、今日は使用法の研修会がありました。 pic.twitter.com/JkbEmYQYNd— 【公式】都民ファーストの会 (@tomin_1st) May 8, 2019
・五輪前1年で知事「機運高める」 ペーパーレス都議会開会 | 共同通信
・都議会、来月4日開会 ペーパーレス開始へ – 産経ニュース
・≪議会のペーパーレス化≫ – PDF