伊勢丹で松任谷由実さんを招いた大々的な創業祭が行われる中、今年で20周年を迎えた高島屋新宿店では、1週間足らず限定の大北海道展という催しが開かれております。
北海道の物産展らしく、今回もエレベーターに乗った瞬間からイカ飯のような香りが空間いっぱいに広がり、イベントが行われていることを嗅覚から感じられるような作り(?)になっていました。ただ、実際に会場に入ってから最も目にしたのは、駒ヶ岳牛乳のソフトクリームを手にしているお客さんの姿で、過去の壁沿いにいるお客さんのほとんどが、白くて冷たいスイーツに心を奪われているようでした。また、今回の大北海道展のイートインコーナーでは少し変わった試みも行われており、カレーを扱うムッシュさんだかんでは、カレーを注文した人に対して新米をプレゼントするという、少々不思議な特典もつけられていました。
お弁当類などの販売では、海鮮弁当のひかり寿司というお店が圧倒的に人気があったようで、閉店間際になってもお客さんの数は衰えず、会計を行っている人も含めて32人のお客さんがお弁当を求めて行列を作っていました。また、過剰なまでに試食を進めてくるお店もいくつかあり、ラーメン店の岡田製麺では、1口サイズに分けられたラーメンを手にする人で溢れかえっていました。
イベントは同じフロアで営業しているユザワヤの閉店を挟んだ8日まで続けられており、最終日のみ18時までの営業となっています。