今日の15時から、柏木公園をスタート地点にしてTPPの参加に反対するデモが開催されました。柏木公園から新宿駅に向かい、南口側から北進して大久保公園を終点とするやや長めのデモコースになっていました。
目視で確認した所デモ隊は合計で200~400名程度と9月11日に行われた脱原発デモと比べると人数は少ないのですが、隊のあちこちで日章旗が掲げられているなど、周りを歩いている一般の歩行者の人々などに印象づけるデモとなっていました。中にはTPP反対の他に小沢一郎元民主党代表のポスターを掲げている人などもおり、全員がTPPの件だけについて訴えてデモを行っているわけではないようでした。
先日の脱原発デモのように逮捕者が出るなどの混乱した動きはなかったようで、粛々とかつ大々的に周りの人々にTPPの危険性等を訴えかけていました。隊そのものがそんなに大きくなかったこともあってか、交通にも大した影響はなく、警察の人も50人いないくらいの警備体制になっていました。
ちなみに、同時刻には新宿駅南口ではネット上で盛り上がり続けている「反フジテレビ・反韓流」を訴える人が1人で立っており、反日女優の一人として挙げられているキム・テヒさんの写真やフジテレビが悪質な放送局であるといった主旨が掲載されたプラカードを掲げていました。が、声を出して周りの人に訴えかけていたりチラシを配ったりしているわけでもなく、ただひたすらその場に立ち続けているだけだったので、周りの人からはほとんど注目されていないようでした。
先日も新宿駅南口で参加に反対する団体がクリアファイルつきのチラシをを配布するなど、日本の産業に影響を与えるといわれているこのTPPについて、異を唱える団体が新宿駅周辺で立て続けに活動を行っているようです。既に来月までには結論を出すと言われているそうなので、その結論が出る日までの間に、まだまだ活動が行われるかもしれません。
ただいま新宿駅南口では、TPPに反対する政治団体の人々がクリアファイルとビラを配布しています http://t.co/CG5nvWVp
— 新宿ニュースBlog (@shinjukunews) 2011年10月7日