ビックカメラとユニクロは、それぞれ新宿駅の周辺ではいくつも店舗を抱えており、それぞれの店には多くの人が毎日買い物を行っていますが、ビックカメラは3月末で閉店する三越アルコット店の跡地にユニクロを誘致する計画があることがわかりました。
このユニクロは、アジアの中で最大という大きさになるとのことで、1フロアを使うだけではなく、3つの階全てをユニクロが利用することになっているそうです。元々この物件自体が30億円から70億円と、非常に高額な賃料になっており、ビックカメラにとっては近所に類似した店舗を2つ抱えていることもあって、元々他社に一部のフロアを貸し出す計画を立てていたのですが、その貸し出す対象がユニクロになったということです。
「誘致」と書かれていますのでまだ確定ではないと思いますが、この誘致が実行に移された場合、移転や店舗の合併等を行わなければ新宿西口店、新宿京王モール店、新宿マルイアネックス店、新宿マルイカレン店、新宿三丁目店、西武新宿ペペ店に続く7店舗目のユニクロが新宿エリアに誕生することになります。店舗そのものが供給過多になりつつあるような状態ですが、まだ店舗を出店するということは、それなりに需要・売上が見込めるのかもしれません。
・ユニクロ、新宿にアジア最大店 ビックカメラが誘致 :日本経済新聞