本の電子化は、ここ数年で流行の兆しを見せながらも、完全に普及という形には至っていませんが、そんな中で紀伊国屋の新宿本店が、「kinoppy」をインストールしたタブレット端末を体験できる電子書籍コーナーをオープンさせました。
このkinoppyは、紀伊国屋が開発した電子書籍用のアプリで、アンドロイド端末、iPadの双方に対応しており、各社の人気作品や絶版となった本などの「復刻版」を販売するなどしております。また、WiFiの環境も整備されており、電子書籍を利用しての快適な「立ち読み」ができるようになっているとのことです。
昨日はサービス開始初日ということもあって、カメラとインタビュアーの女性、そして新宿本店の店員さんと思われる方がkinoppyの前で撮影を行っておりました。が、その撮影の影響なのかはわかりませんが、10分ほど経ってもタブレット端末に触られている人を見かけることは出来ませんでした。ただ、このような電子書籍に対して興味を持っている人は、ビジネスマンならば少なからずいらっしゃると思うので、今日以降はその電子書籍コーナーで端末を触る人の姿も目立ってくるのではないかと思われます。ちなみに、その電子書籍端末が設置されている場所は入口入ってすぐの所になります。