今年の3月に約100億円を投じて新宿店をリニューアルさせることを発表したばかりの京王百貨店ですが、来月の23日に行われる株主総会で林静男副社長を社長に昇格させる人事が発表されるそうです。
この人事異動は、前述の新宿店で行われる改装を機会に、長らく京王電鉄内で商業施設の経営などに携わった林副社長の下で「百貨店不況」と呼ばれる今の状態からコスト削減などを通じて売り上げなどのアップを目指していくようです。ちなみに、林副社長は平成17年から京王電鉄の取締役も務めていたとのことです。
また、この人事に伴い、現在京王百貨店の社長をつとめている山本敏雄社長は会長に昇格することになっていますが、代表権のついた形での昇格になるそうで、林副社長自体は「代表取締役社長」になるわけではないようです。
・京王百貨店社長に林副社長が昇格 山本氏は会長に :日本経済新聞