東京都庁では今回の震災を考量して、1ヶ月前倒してクールビズが始まりました。本日は5月6日ですが、ゴールデンウイークということでクールビズ2日目になっています。
天井が落下するなどの被害も発生していた東京都庁では、震災発生直後には帰宅困難者の受け入れ、その後も物資の受付を行うなどの対応を行っておりました。また、元々節電のために2Fなどの照明は暗く設定されており、空調も「快適」の一歩手前程度に設定されていたのですが、今後発生するとみられる電力不足を少しでも回避するために、クールビズの導入をはやめる対策をとったようです。
ちなみに東京都庁ではこれまでの対策として、一斉退庁日を設けたりエレベーターの運用方法を見なおすなどした結果、年間で60万キロワット以上もの電力を削減することに成功しています。維持費などの面でしばしば批判の対象にも挙げられる東京都庁ですが、コストの削減を兼ねた様々なエコ対策もしっかりと行われているようです。ただ、今日と明日は都内でも最高気温が20度を下回ると言われており、半袖などで出社するには、少々厳しいかもしれません。
・都庁 クールビズ1か月前倒し