投資ファンドのKKRなど ハイアットリージェンシー東京を取得から約2年で売却?(Bloombergより)

ハイアットリージェンシー東京
新宿駅での再開発を発端とした費用の確保などがきっかけで、小田急グループから切り離されたと言われている小田急センチュリービルと小田急生命第一ビルのうち、ハイアットリージェンシー東京の売却に関する計画が浮上しているようです。

日本経済新聞独自の推計では約600億円と言われていた売却額ですが、現在の運営企業でもある投資ファンドのKKRは、ハイアットリージェンシー東京の売却額を約1000億円に設定すると見られていて、記事通りであれば最低でも400億円前後の利益が生まれるようです。ただ、売却対象についてはホテル部分にのみスポットライトを当てており、小田急生命第一ビルや「高層ビル」としてのハイアットリージェンシー東京の行方などは明確にされていませんでした。

親会社が変わってからも、同ホテルのサービス面などはポジティブな変化を続けており、現在は全面的なリニューアル工事を行うなど、今後を見据えた計画も練り続けています。新型コロナの5類への移行が行われてからは、周辺のホテルと共に外国人観光客の方々を見かける頻度が圧倒的に増加し、素人目で見ると好調な動きを続けているようにも見えるのですが、親会社が変わってから約2年のタイミングで、法人としても再び大きな変化が起きる事になるかもしれません。なお、Bloombergの記事では売却に関与しているとみられる「上場不動産投資法人」などの存在や、各所への取材を行っていることも明かしています。



ハイアット リージェンシー 東京 | 西新宿のラグジュアリーホテル
KKRとガウがハイアットRをリートに売却へ、1000億円超-関係者 – Bloomberg

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