今年を迎えた瞬間、東京都庁ではこれまでにない規模で花火を打ち上げるなどしていましたが、イベントから約39時間後にあたる昨日の午後に、第一本庁舎と第二本庁舎の間を通る道路で火災が発生しました。
Xでは14時30分過ぎから火災の発生や消火活動について言及する投稿が複数行われていますが、燃えたのは路上生活者の方が生活しているスペースの1つでした。一部サイトでは「ホームレスハウスが燃えた」という間違った情報が投稿されていますが、タクシー乗り場のほぼ真下に位置する該当スペースは、近隣で生活している方の荷物をまとめた倉庫のような場所になっていて、警備員の方などからの指導もあってか、基本的にこの周辺だけは寝泊りをしないようになっていました。
立ち入り禁止の区画には様々な焼け焦げた物がまとめられており、毛布や台車、缶詰類、ゴミ袋に入った衣類などが火災後特有の臭いを放ちながら保存されており、タクシー乗り場であることを知らせる看板も片面が完全に焼け落ちていました。ちなみに、昨日の夜には西新宿4丁目の北部でも緊急車両が十台程度出動する騒ぎがあり、火災報知器が周辺に響き渡るなどしていたとのことですが、該当すると思われる建物では火災の痕跡などを見つけることが出来ませんでした。
都庁下で火事
現在消防の方が来て消化済み
火元の通路は規制されて通れないので付近を通る方はお気を付けください pic.twitter.com/A1J0wE2e3D— ダックちゃん (@kotorizawaai) January 2, 2025