新宿3丁目の新宿ペガサス館にて、文字通り中華料理店の達磨と並んで長年営業を続けてきた陶玄房が、先週末で営業を終了いたしました。
同店は劇場として運営されているSPACE雑遊の「グループ店舗」とも言える立ち位置にあり、これまで41年にわたって営業を行っていたそうです。昭和モダンとも言えるような空間を維持しつつも居酒屋として運営され、唐揚げや塩辛といった居酒屋全般の定番メニュー、ピザのような各種一品料理などを、お好みのお酒とともに楽しめました。SPACE雑遊などで観劇していた方、もしくは「出る側」だった方が同店を使用することもあり、あらゆる形で演劇全般に興味を持たれている方が集まる場になる側面もありました。
現在入り口の2カ所に閉店の挨拶をそれぞれ掲示しており、「壁側の紙」には感謝の言葉などが並んでいますが、出入口の手すり付近にある紙には元々掲示されていたと思われる系列店紹介の紙に加え、閉店の告知と各店の休業日に触れた紙が追加されていました。なお、Xでは営業最終日に閉店関連の投稿が行われ、初日の数時間こそ数件のリポストがある程度だったのですが、現在は演劇業に携わる方や系列店で働かれている方などが、リプライや引用リポストなどの形でそれぞれコメントを残されています。
【閉店のお知らせ】
本日11月16日を以て、「陶玄房」閉店します。
竹馬グループ、池林房に続く二番目の店として1983年新宿三丁目に開店して41年。静かに幕を閉じます。
長年のご愛顧いただきありがとうございました。竹馬グループ
池林房・浪曼房・犀門・雑遊
は引き続き営業していきます！#陶玄房 pic.twitter.com/U3esnjT2lO— 外波山流太 (@ryuta_suisei) November 16, 2024
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