今年の夏に入る前頃から「改装に伴う臨時休業」を実施していたものの、先月下旬で閉店してしまったという新宿3丁目のクレッソニエールですが、同店が行っていた閉店の挨拶の中に、ビルの建て替えに関する情報があったようです。
既に閉店から半月近くが経過しているということもあってか、現地では閉店を知らせる告知類が見当たらなかったのですが、Xには「フランス料理店クレッソニエール閉店のお知らせ」と題した文章が写真形式で紹介されており、ビル建て替えに伴う立ち退きによって閉店すると記載されていました。フレンテ新宿三丁目そのものの歴史よりも長い19年にわたる営業を行い、最後は系列店だったコンコンブルの後を追うような形での閉店になってしまいましたが、文中では今後別の場所で営業する計画についても触れられています。
現在もビル内ではローランドグループホールディングスの本社や、先日伊勢丹に新店舗をオープンさせたルイ・ヴィトンが稼働していますが、不動産サイトによると京王フレンテ新宿3丁目のビルは1980年に完成した建物ということになっています。翌年から運用が始まった新耐震基準の適合診断も済んでいるため、建物の安全度自体は問題ないのですが、一帯では伊勢丹などを中心とした再開発の計画もうっすら浮上しているので、これに伴う動きが始まるのかもしれません。なお、「地下階にある飲食店の方」にお話を伺いましたが、建て替えが行われるかもしれないという件についてはご存知ないようでした。
チェックのテーブルクロスに美味しいお料理。1人でも、誰とでも、いつ伺ってもしやわせな気持ちにしてくれる、みんなが愛してやまないレストラン。
新宿クレッソニエール。長く改装中でしたがビル建て替えに伴う立ち退きのため19年の歴史に幕を閉じるのこと。またいずれ、お逢いする日を心待ちに。 pic.twitter.com/uYTDB62i4I
— ayasaki chiiko (@ayasakingyo) October 28, 2024
・フレンテ新宿三丁目 公式サイト | 京王えきSHOPガイド
・京王フレンテ新宿3丁目(新宿区新宿)のビル情報【オフィスナビ®】