西新宿の青梅街道沿いは、小滝橋通りなどと比較すると比較的「歴史の長い飲食店」が残る傾向にあるのですが、そんな長年営業している飲食店の1つだった旬彩鮮味生粋が、9月20日をもって営業を終了しています。
成子坂の傾斜が厳しくなる境目部分で、エノキ開発、大橋や、ファミリーマートと並んで営業していた同店は、店名の通り旬で新鮮な海鮮料理を中心に提供していました。特にランチタイムは海鮮系の定食においてサラリーマンの方々から一定の人気を得ている印象があり、新型コロナの流行前などは近隣にあるもうやんカレーなどと同じように、扇子で自らを仰いでいるワイシャツ姿の男性などが、数人の行列を形成する姿もしばしば見かけました。
半年後には2軒隣で日本最大規模の外国語学校が誕生する予定もあるのですが、同ビルで現在行われている内装工事の完了を見届けることなく、この場所から姿を消す事になりました。なお、閉店に関する案内は入り口部分に掲載されていますが、これまで訪問されたお客さんに対する謝意だけを記したシンプルな挨拶を残されています。